マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、現地時間14日に行われるリヴァプールとの“ナショナルダービー”も、他の試合と同じように臨むと語っている。
リヴァプールのホーム・アンフィールドで行われる一戦は、両チームのライバル関係もあって、シーズンで最も注目すべき試合の一つと捉えられているが、モウリーニョ監督は、他の試合と何ら変わらないと主張した。
「勝ち点は4ではなく3だ。シーズンの佳境などで、その両者の対戦による結果が、3ポイント以上の意味をもたらすことはある。しかしこの試合には、そうしたことは全く関わっていない。いつもの試合であり、普段通り3ポイントを奪いに行くだけだ」
その上で指揮官は、「特別なプレッシャーや感情はない方が良いと思う。私は常にプロフェッショナルに取り組まなければいけない義務がある。今回のリヴァプール戦に向けてもだ。選手たちの見本とならなければいけないね」と冷静に続ける。
「ビッグクラブにいれば、どの試合も重要なんだ。何試合かは、カップ戦の決勝くらいの意味があって、その他は意味がないという考えはできない。私にとっては、すべての試合がカップ戦の決勝と同じ意味を持っている。常にそのように取り組んできたつもりだ」
リヴァプールに関しては「リヴァプールとの対戦はもちろん好きだ。素晴らしいスタジアムだし、ベストと呼べる対戦相手は大好きだよ。でも、だからといって準備の仕方を変えたりはしない。あくまで他の試合と同じ1試合にすぎない。すべての試合が重要なんだ」と強調した。
マンチェスター・Uは7試合を終えて6勝1分けの無敗で首位・マンチェスター・シティと同勝ち点で並んでいる。首位浮上を目指して宿敵・リヴァプール撃破できるか。冷静沈着なポルトガル人指揮官の采配に注目だ。
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