マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、GKダビド・デ・ヘアの移籍を否定している。
マンチェスター・Uで不動の地位を築くデ・ヘアには、レアル・マドリーが長年関心を抱いていると言われている。
しかし、モウリーニョ監督にスペイン代表守護神を手放すつもりは無いようだ。デ・ヘアの去就について問われると、「最高のクラブには、最高の選手が必要となる。そんな状況でデ・ヘアを手放すだろうか?」と応答し、次のように続けた。
「ユナイテッドが最高のクラブであることを証明する必要がある。そのためには、アレクシス・サンチェス、(ネマニャ)マティッチ、(ポール)ポグバといった最高の選手たちをそろえる必要がある。もちろんデ・ヘアもその中の一人だ」
ユナイテッドが放出に応じないことを受け、レアルはデ・ヘア獲得断念を視野に入れ、チェルシーGKティボー・クルトワにも関心を示しているという。モウリーニョ監督は、かつての教え子の移籍話については「クルトワとは特に話をしていない」と述べている。
2011年にアトレティコ・マドリーから加わり、マンチェスター・Uでもビッグセーブを連発してきたデ・ヘアは、スペイン代表でも正GKとして躍進を続けている。モウリーニョにとって、頼れる守護神は“非売品”と認識しているようだ。


