マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、MLSへの移籍話が浮上しているズラタン・イブラヒモビッチについて、今冬の退団を容認するコメントを発した。
31日のトッテナム戦を前に、モウリーニョ監督は記者の前で「ズラタンがLAに行くかもしれないという報道はどこかで目にした。だが、本人からは何も聞いていないね」と発言。
「ズラタンから直接聞いたわけではないが、もし本当にここから去りたいと思っているのならそれをサポートするよ。彼が希望するのなら、それを阻むよりも、背中を押してあげる必要がある」
イブラヒモビッチの移籍を容認するような発言をしたうえで、モウリーニョは「だが、ズラタンから聞いている言葉は『チームに復帰して力になりたい』ということで、ここから出ていきたいという話ではなかった」と続け、本人は契約満了まで残留する意向であると強調している。
31日のトッテナム戦でイブラヒモビッチがメンバー入りするかどうかについて、モウリーニョ監督は「彼は復帰を目指して調整を続けていて、フィットネスも上がりつつある。プレミアリーグの試合に出られるかもしれない」と述べ、イブラヒモビッチをトッテナム戦で起用することをほのめかした。
今冬の移籍市場では、LAギャラクシーへの移籍が取りざたされているイブラヒモビッチ。マンチェスター・Uとの契約は今年6月までとなっているが、契約を満了するのか、それとも1月にアメリカ行きを決断するのか。間もなく決着となる。


