マンチェスター・ユナイテッドOBのフィル・ネヴィル氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督から批判されたDFルーク・ショーに関して『スカイスポーツ』で語っている。
インターナショナルブレイク中にイングランド代表に復帰していたショーだったが、1日のウェスト・ブロムウィッチとのホームゲームでは招集外。2014年にサウサンプトンから3000万ポンド(当時約52億円)で加入した21歳のサイドバックは、オールド・トラッフォードで困難な状況が続いている。モウリーニョ監督は、同選手は出場機会を確保している他のメンバーと比較してコンディションや精神面で「大きく劣っている」と不満を語っていた。
ユナイテッドで数々のタイトルを獲得したネヴィル氏は、ショーの素質を称賛するも、若手選手には叱咤激励が必要な時があると言及した。
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするためには常に110%の力で練習する必要がある。プロフットボーラーとして最低限の条件だ。彼はユナイテッドの左サイドバックを務めるだけの十分な素質がある。しかし根本的に何かが間違っているのだろう。土曜日にアシュリー・ヤングが左サイドバックでプレーしたが、もし私がルーク・ショーなら“ヤングよりも自分が左サイドバックでプレーする必要がある”と考えるだろう」
「若い選手は時々叱責される必要がある。それに、それは指揮官の務めだと思っている。ジョゼが“これが現状だ。ルーク、君は必要ない。君は多くのチャンスを逃し、他の選手は君よりも良いプレーをしている。君はコンディションを整え、毎日練習に励み、正しいふるまいをする必要がある”と彼の奮起を促すために忠告する必要があった。これはルーク・ショーが必要としているものだ。ジョゼは決して間違ったことをしていない」
「マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のサポーターなら、ショーがイングランド代表とマンチェスター・ユナイテッドの最高のサイドバックになれると願っているはずだ。彼はマンチェスター・ユナイテッドの不動のサイドバックにならなければならない。彼は多くのチャンスを持っているとジョゼが1カ月前に言っていたと思う。これらの厳しいコメントは、ルークの成長を促すためのジョゼの優しさだ」
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