ウェスト・ハムのデヴィッド・モイーズ監督は、終盤での逆転負けにがっかりしているようだ。
3日に行わたプレミアリーグ第15節でウェスト・ハムは首位マンチェスター・シティのホームに乗り込んだ。前半終了間際にアンジェロ・オグボンナのゴールで先制点をマークするも、後半に2失点を喫して逆転負け。11月からウェスト・ハムで指揮を執るモイーズ監督だが、1分け3敗といまだ勝利を挙げられていない。
試合後、首位相手に善戦したモイーズ監督は『スカイスポーツ』で「もう少し良い結果で終われただろう。この敗戦にとてもがっかりしている。我々は本当に良いプレーをして、長時間にわたり彼らはフラストレーションを溜めていた。特に前半はいくつかのチャンスを演出できたと思う」と敗戦に落胆した様子で語った。
続けて「この試合で勝ち点を持ち帰れなかったことは失望だが、私は選手たちを誇りに思う。ボールを十分にキープできなかったが、守備は申し分なかった。選手たちは本当によくやった」とねぎらいの言葉を掛けている。
一方、83分のダビド・シルバのゴールについてモイーズ監督は、18歳のDFデクラン・ライスの守備を指摘。同選手が上手く守れていれば失点を防げたと考える同指揮官は「センターバックがあの状況に対応できていれば、あのような結果にはならなかっただろう。しかし18歳のセンターバックはよくやっていた」と言及。
さらに「トップチームを相手にするときは90分間通して良いプレーをしなければならない。70分や80分ではだめだ。これからのビッグゲームでは改善する必要がある」とコメントを残した。
就任以降、未勝利の続くモイーズ監督は、9日に昨季王者のチェルシーと13日に強豪アーセナル戦を控えている。


