メッシ負傷のバルセロナ、ビジャレアル戦延期を2度要求も…ラ・リーガが拒否

バルセロナは23日のFIFA年間表彰式『The Best』開催に伴い、ビジャレアル戦の延期を2度要求していたようだ。スペイン『アス』がラ・リーガのハビエル・テバス会長のコメントを紹介している。

23日にイタリアのミラノで行われたこの1年で最も活躍した選手を表彰する『The Best』。表彰式には男子年間最優秀選手賞に輝いたリオネル・メッシも出席していたが、バルセロナは翌日にビジャレアル戦を控える状況にあった。そこでクラブはラ・リーガに対して水曜日、または木曜日に延期することを求めていたという。

しかし、テバス会長は「30日前にスケジュールを立てている」とし、「（試合日を）変更することは難しい」との意見を示した。ラ・リーガはテレビとの契約により、他の11試合のスケジュールにも影響を与えると判断したため、バルセロナの要求を受け入れなかったという。

以下に続く

テバス会長は「『The Best』が遅すぎたとは思わない」とし、バルセロナは「スケジュールを予測する必要がある」と日程には何ら問題はないとの意向を示していた。

結局、メッシは延期が許されなかったビジャレアル戦で今季初のリーグ戦先発出場を飾ったが、前半に筋肉系のトラブルが発生。45分のみで退いていた。『アス』によると左内転筋に過度な負荷がかかっており、次節のヘタフェ戦も欠場する見込みであると伝えている。