バルセロナは20日に行われたチャンピオンズリーグベスト16ラウンドでチェルシー相手に1-1と引き分けた。この試合でリオネル・メッシがキャリア初となるチェルシー戦でのゴールを記録している。
敵地に乗り込んだバルセロナは、支配率を高めるもチェルシーの粘り強いディフェンスに決定機を作れず、62分にはウィリアンに先制ゴールを決められるなど苦しい展開が続いていた。しかし、75分に相手陣内でミスパスを拾ったアンドレス・イニエスタがペナルティーエリアに侵入。折り返したボールをメッシが冷静にゴール左隅に流し込んでゲームを振り出しに戻した。
この同点弾により、メッシはチャンピオンズリーグでのプレミアリーグ相手の通算ゴール数を18に伸ばした。この記録は歴代最多であり、2位につけているのはクリスティアーノ・ロナウドで、ここまで11ゴールを挙げている。
これまでバルセロナが対戦したチームでメッシがゴールを奪えていない相手は全部で12あり、その内の一つが、今回アウェーゴールを奪ったチェルシーだった。
そして、今季のチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出しているチームの中では、メッシに得点を許していないクラブはリヴァプールのみとなっている。
メッシのアウェーゴールにより優位を保って「カンプ・ノウ」に帰還するバルセロナ。これまでに数々のドラマを生んできた一戦は、どのような結末を迎えるのだろうか。注目のセカンドレグは3月14日に行われる。




