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メッシ不在のバルサ、“NS”弾と「第4のFW」アルカセルの活躍でグラナダに快勝/リーガ第29節

リーガ第29節 グラナダ 1-4 バルセロナ

得点者

グラナダ:ボガ(50分)

バルセロナ:スアレス(44分)、アルカセル(63分)、ラキティッチ(83分)、ネイマール(91分)

2日にリーガエスパニョーラ第29節が行われ、バルセロナは敵地ロス・カルメネスでグラナダに4-1と勝利している。

インターナショナルウィーク明けの一戦で、バルセロナはメッシを出場停止で欠く。ルイス・エンリケ監督はここ数試合洗練させてきた3-4-3から従来の4-3-3にシステムを戻し、メッシ不在の前線にはアンドレ・ゴメスを起用した。

今季メッシを欠いた試合でセルタに3-4で敗れ、マラガにスコアレスドローを演じているバルセロナにとって、グラナダは歓迎すべき相手ではない。2013-14シーズンには、リーガ第33節のグラナダ戦(アウェー)を落として優勝を逃した過去があるからだ。

実験的な布陣を敷いたL・エンリケ監督だが、16分にラフィーニャが負傷するアクシデントが発生する。指揮官はすかさずアルカセルを投入してアンドレを中盤に戻している。

バルセロナは序盤こそ前線からプレスをかけるグラナダに苦しむも、徐々にボールを握って決定機を演出していく。23分、スアレスのトーキックのシュートがバーに直撃。33分には、スルーパスに反応したスアレスがペナルティーエリアに侵入する。ウルグアイ代表FWのシュートはしかし、GKオチョアの好セーブに阻まれた。

素晴らしいセービングを見せるGKオチョアの壁をなかなか崩せずにいたバルセロナだが、44分に均衡を破る。アルバのロングボールから抜け出したスアレスが、GKオチョアをあざ笑うかのようにループシュートを沈め、先制点をもたらした。

前半を1点リードで終えたバルセロナ。しかしながら50分、グラナダにまさかの同点弾を許す。サウニエルのスルーパスにディフェンスラインを破られ、最後はボガがGKテア・シュテーゲンとの1対1を制した。

この得点によりホームのグラナダが勢いづく。次の得点が勝敗を左右する。そんな予感が漂う中、63分、ネットを揺らしたのはバルセロナだった。スアレスのポストプレーから走り込んだアルカセルにパスが出る。今夏“MSN”のバックアッパーとして加入した男は、GKオチョアのニアサイドを抜くシュートを決めてみせた。

グラナダは81分、ウチェが2枚目のイエローカードを受けて退場となる。一度崩れたリズムを取り戻す術はなかった。83分、ラキティッチのミドルシュートがロンバンに当たって枠内に転がり、バルセロナが3点目を手にする。

L・エンリケ監督は86分にラキティッチを下げ、カンテラーノのアレーニャをリーガデビューさせる。そしてアディショナルタイム、アルカセルのクロスにネイマールが合わせ、バルセロナ移籍後100ゴール目を沈めてゴールショーを締めくくっている。

バルセロナは首位レアル・マドリー(未消化1試合)に勝ち点2差の2位につけた。対するグラナダは19位に位置している。

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