■リーガ第28節 マラガ 0-2 バルセロナ
バルセロナ:スアレス(15分)、コウチーニョ(27分)
10日にリーガエスパニョーラ第28節が行われ、バルセロナは敵地ラ・ロサレダでマラガと対戦している。
バルセロナは今季リーガで、アウェー戦14試合で10勝4分けと無敗を貫いている。2010-11シーズンにグアルディオラ監督の下、リーガでアウェー戦連続16試合無敗だったバルセロナだが、その記録に迫りつつある。
しかしながら、マラガ戦直前にバルセロナをアクシデントが襲う。メッシが妻であるアントネッラさんの三男シロ・メッシの出産に立ち会うため、急遽ベンチ入りメンバーから外れることになった。
メッシ不在のなか、バルベルデ監督はデンベレとコウチーニョを共に先発させる攻撃的な布陣で臨む。すると13分、スアレスに決定機が訪れる。左足のシュートはGKロベルトの好セーブに阻まれるも、チームに勢いにつけるには十分なアクションだった。
その2分後、15分にバルセロナは先制する。アルバのアーリークロスに、スアレスがヘディングを叩く。過去マラガ戦5試合でノーゴールに終わっていたスアレスだが、呪縛を破って今季リーガ21得点目を記録した。
バルセロナは27分に追加点を挙げる。右サイドのデンベレからのパスに、コウチーニョがヒールで合わせ、GKロベルトを破った。
早くも2点のビハインドを負ったマラガは、29分にサム・ガルシアがアルバへのスライディングタックルでレッドカードを受けた。スペイン人MFの一発退場で、残り60分を10人で戦うことになる。
バルセロナは66分、S・ロベルトのパスを受けたデンベレが、右足で強烈なミドルシュートを放つ。このシュートはGKロベルトが辛くも弾き出す。
バルセロナは数的優位を生かしてボールを保持しながら時計の針を進める。時折マラガがカウンターからゴールを狙うが、GKテア・シュテーゲンを中心にバルセロナ守備陣は集中力を途切れさせない。
メッシの不在を感じさせずに快勝したバルセロナは、暫定で2位アトレティコ・マドリーに勝ち点11差をつけて首位に立った。マラガは勝ち点13で最下位に位置している。




