■リーガ第25節 バルセロナ 6-1 ジローナ
バルセロナ:スアレス(5分、45分、76分)、メッシ(29分、36分)、コウチーニョ(65分)
ジローナ:ポルトゥ(2分)
24日にリーガエスパニョーラ第25節が行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでジローナと対戦している。
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で、敵地でチェルシー相手に貴重なドローを演じたバルセロナ。リーガではジローナに勝てば暫定でアトレティコに勝ち点10差をつけられる。
シーズン前半戦での試合(バルセロナが3-0で勝利)では、マフェオにメッシのマンマークを命じたマチン監督だが、今回の対戦においてはその戦術を繰り返さず。ただ、その判断は裏目に出ることになる。
2分、いきなりスコアが動いた。先制したのはジローナだ。ロサーノが左サイドを突破。カバーに入ったユムティティとGKテア・シュテーゲンがお見合いしたところを見逃さなかったポルトゥがルーズボールを奪い、左足を振り抜いてネットを揺らした。
バルセロナはすぐにリアクションを見せる。5分、メッシのスルーパスに反応したスアレスがGKボノとの1対1を制し、あっさりと同点に追い付いた。
バルセロナは攻撃の手綱を緩めない。29分、ラキティッチのロングボールにスアレスが抜け出す。スアレスからのパスを受けたメッシがペナルティーエリア内に入り、ドリブルでジローナDFをかわして得意の左足で逆転ゴールを決めた。
36分には、バルセロナに3点目が生まれる。バイタルエリアでスアレスが倒されて直接FKを得る。メッシの蹴ったボールはジャンプした壁の下を抜け、GKボノを破っている。
なおも攻めるバルセロナは43分に4点目を手にした。メッシ、コウチーニョ、スアレスの連携が冴えた。左サイドで前方に走り込んだコウチーニョにメッシがスルーパス。コウチーニョは中央のスアレスにラストパスを送り、これをスアレスが押し込んだ。
バルベルデ監督は62分にピケを下げ、負傷明けのヴェルメーレンをピッチに立たせる。65分には、バルセロナが5点目を奪取。コウチーニョがエリア左角からミドルシュートを沈めた。
バルセロナは76分にデンベレのクロスにスアレスが合わせ、スアレスがハットトリック達成となる得点を挙げてゴールラッシュを締めくくった。
大勝したバルセロナは首位をキープ。一方のジローナは暫定で9位に位置している。




