2017-11-23 MessiGetty Images

「メッシを休ませたかった」指揮官バルベルデはエース不在時のオプションを実施

現地時間22日に行われたチャンピオンズリーグのグループリーグ第5節、ユヴェントスvsバルセロナは0-0でフルタイムが終了。この結果、バルセロナは敵地で勝ち点1を積み上げ、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めている。

この試合で注目を集めたのが、リオネル・メッシがベンチスタートになったことだった。同選手がスタメンから外れたのは昨年9月10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節アラベス戦以来のこと。試合後、エルネスト・バルベルデ監督がメッシを先発させなかった理由について、記者会見で言及している。

「今回のユヴェントス戦では、我々はディフェンスに細心の注意を払ったが、うまくいったと思う。こういった大一番で、無失点に抑えることができたのは、我々の守備のクオリティが良かったことを証明した結果だと思う」

「しばらく過密日程だったし、メッシを休ませることも重要だと思っていた」

メッシはこの試合でベンチスタートとなったが、55分からジェラール・デウロフェウとの交代で登場。その後試合終了までピッチに立ち続けた。

その一方、この試合では4-1-4-1とも取れるシステムで挑んだ。バルベルデ監督は今シーズン、4-3-3のほかに4-4-2をメインとしていたが、ユーヴェ戦では新しい試みを試した形に。メッシ不在の中、パウリーニョを“偽の9番”として戦ったことについて、一部スペインメディアは「メッシ温存時の新たなオプションをバルベルデが模索している」と伝えている。

リーガ・エスパニョーラでは第12節終了時点で勝ち点34で首位に立つバルセロナは、ライバルの3位レアル・マドリーに勝ち点差10突き放している。指揮官バルベルデは、長いシーズンを見据え“メッシ不在時の代案”を試したと見る向きもあるようだ。

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