かつてレアル・マドリーやイングランド代表を率いたことで知られるファビオ・カペッロが、バルセロナの問題点について語っている。イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。
バルセロナは今シーズン、リーガでもじわりじわりと首位レアル・マドリーに迫り、逆転優勝を狙える位置につけ、チャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマンを相手に大逆転劇を演じた。ルイス・エンリケ監督の退任発表以降、強さを見せているが、カペッロはバルセロナが中盤の問題を解決できていないと指摘する。
「ルイス・エンリケにとっての大きな問題は中盤だよ。素晴らしい攻撃陣を作り上げたが、シャビの後釜はいまだに見つけられていない。イニエスタはケガがちだしね」
「他方でレアル・マドリーは良い補強をして、良い時間を過ごしている、バルセロナの補強がなかなかうまくいっていないことを尻目にね」
それでも、バルセロナが勝ち続けられるのは世界最高の3トップ“MSN”がいるからだ。カペッロも彼らのクオリティの高さには感嘆の声を上げる。
「3人のクオリティや創造性は素晴らしい。完璧に調和しあっている。ルイス・スアレスはバルセロナがずっと探し求めていたセンターフォワードだ。ネイマールは凄まじいスピードで成長を続けているし、メッシはいまだ怪物。前の3人は恐ろしいね」
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