現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第11節、バルセロナvsバジャドリーは5－1でバルセロナが大勝を収めた。
この試合ではリオネル・メッシが2ゴール2アシストの大活躍。また、直接FKを決めたこともあり、これでメッシはバルセロナで44ゴール、アルゼンチン代表で6ゴールと、公式戦において直接FKの通算ゴール数が「50」に達した。
このゴール数はFKの名手として知られた現ボローニャ指揮官シニシャ・ミハイロビッチに並ぶもので、クリスティアーノ・ロナウド（54）にあと4ゴールと迫っている。
なお直接FKでの歴代最多得点は、リヨンで長らく活躍したブラジル人MFジュニーニョ・ベルナンプカーノ（77）で、ペレ（70）、ロナウジーニョ（66）、アルゼンチン往年の名手ビクトル・レグロッターリエ（66）と続く。トップ4は南米勢が占め、元イングランド代表の名手デイビッド・ベッカムが65得点で5位に入っている。
キャリア前半はFKをバルセロナで蹴る機会が少なかったメッシだが、近年の決定率は驚異的なものとして知られている。18－19シーズンにメッシが直接FKを沈めたのは「8回」。これはバルセロナにおいて06－07シーズンにロナウジーニョが決めた「6」を上回って単独トップであり、近年のFK決定率はバルセロナにおいても突出している。
今季に限ると、10月6日のセビージャ戦に続いて2本目の直接FKゴールとなった。果たしてメッシは今季、直接FKを何本左足で叩き込むのだろうか。シーズン終了までにメッシが歴代10傑に入るという可能性も、十分にあり得るのかもしれない。
■直接FKゴール数歴代10傑
1：ジュニーニョ・ペルナンブカーノ（77）
2：ペレ（70）
3：ロナウジーニョ（66）
3：ビクトル・アントニオ・レグロッターリエ（66）
5：デイビッド・ベッカム（65）
6：ジーコ（62）
6：ディエゴ・マラドーナ（62）
8：ロナルド・クーマン（60）
9：ロジェリオ・セニ（59）
9：マルセリーニョ・カリオカ（59）
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
