●試合日程と放送局と試合会場
日本時間6月27日23時(現地時間27日19時)エカテリンブルク・アリーナ(エカテリンブルク)
放送局:TBS
●両チームのプロフィール
メキシコ代表(7大会連続16回目)
FIFAランク15位(2018年5月)。北中米カリブ海予選を1位で通過。監督は、コロンビア出身の56歳、フアン・カルロス・オソリオ。2015年10月から指揮を執る。今回で7大会連続の出場となるが、過去6大会の成績は、いずれもベスト16。1986年の自国開催W杯以来となるベスト8を目指す。
スウェーデン代表(3大会ぶり12回目)
FIFAランク23位(2018年5月)。欧州予選ではフランス代表、オランダ代表と同組となり、2位。プレーオフでイタリア代表を下し、3大会ぶりのWは出場を決めた。監督はヤンネ・アンデション、55歳。チームは伝統的な「4-4-2」を踏襲。ゾーンプレスでボールを奪い、ゴール前に迫る。
●メキシコ代表の注目選手
FWハビエル・エルナンデス(ウェストハム/イングランド)
1988年6月1日生まれ、30歳。175センチ、73キロ。
祖父も父もW杯に出場しているサッカー一家出身のエリート。自身もW杯3度目の出場となる。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やレアル・マドリー(スペイン)、レバークーゼン(ドイツ)でプレーした経歴はだてではない。
GKギジェルモ・オチョア(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
1985年7月13日生まれ、32歳。185センチ、78キロ。
クラブ・アメリカで実績を積み、11/12シーズンからアジャクシオ(フランス)に移籍。その後、マラガ、グラナダ(ともにスペイン)を経て、今季よりベルギーでプレーする。背番号は8。正GKとして安定したパフォーマンスを披露した。
MFアンドレス・グアルダード(ベティス/スペイン)
1986年9月29日生まれ、31歳。169センチ、67キロ。
スペインのほか、ドイツやオランダでもプレーするなど、経験豊富。メキシコ代表としてのキャップ数も150に迫る。今季より移籍したベティスでもレギュラーとして活躍。中盤の底で、ゲームを組み立てる役割を果たすレフティだ。
●スウェーデン代表の注目選手
MFマルクス・ベリ(アル・アイン/UAE)
1986年8月17日生まれ、31歳。184センチ、75キロ。
オランダ、ドイツ、ギリシャでプレー。16/17シーズンはパナシナイコス(ギリシャ)で、17/18シーズンはアル・アインで、それぞれ得点王を獲得。ゴールへの嗅覚が魅力だ。“大エース”ズラタン・イブラヒモビッチの穴を埋められるか。
MFエミル・フォルスベリ(ライプツィヒ/ドイツ)
1991年10月23日生まれ、26歳。179センチ、78キロ。
14/15シーズンからライプツィヒに所属。チームを1部昇格、そしてヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグ出場に導く活躍を見せた。スウェーデン代表では、主に左サイドでプレー。背番号10として攻撃をけん引する役割を果たす。
MFセバスティアン・ラーション(ハル・シティ/イングランド2部)
1985年6月6日生まれ、32歳。178センチ、70キロ。
アーセン・ヴェンゲル監督に才能を認められ、若くしてアーセナル(イングランド)に加入。その後もイングランドでプレーを続ける。スウェーデン代表としても約100試合に出場するベテランだ。中盤の底でゲームをコントロールする役割を果たす。
●グループFのライバル
韓国代表(9大会連続10回目)
FIFAランク61位(2018年5月)。47歳のシン・テヨン監督がチームを率いる。基本フォーメーションは「4-4-2」だが、守備的な3バックもオプションとして持つ。GKキム・スンギュやMFチョンウヨン(ともにヴィッセル神戸)ほか、Jリーグでプレーした経験を持つ選手も多い。
ドイツ代表(17大会連続19回目)
FIFAランク1位(2018年5月)。前回大会では、開催国のブラジル代表、アルゼンチン代表といった南米の強豪を下し、見事に優勝。そのメンバーをベースに、DFヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)ら、若手を融合。。監督は2006年7月から指揮を執るヨアヒム・レーヴ、54歳。

