クルス・アスル退団が決定したパコ・ヘメス監督が、メキシコのメディアを痛烈に批判した。
クルス・アスルとの契約を更新しなかったP・ヘメス監督。スペインのラジオ局『カデナ・コペ』とのインタビューに応じた同指揮官は、メキシコメディアと戦い続け、消耗する日々を過ごしていたと振り返っている。
「すべての面で本当に難しい1年間だった。この国のメディアは本当に無礼で、論争を好み過ぎる」
「どんな場所にでもいるように、ここにも新聞を売るために良心の呵責がない人間が存在している。何でも口にするんだよ」
メキシコメディアはクルス・アスルのプレーや結果のほか、P・ヘメス監督の娘ナディア・ヘメスさんの美貌にも熱い視線を注ぎ、その姿を何度も取り上げていた。同指揮官が「娘はまだ20歳にもなっていないんだ。彼女への敬意を欠く輩がいるならば、それは私への侮辱も意味する。裁判を起こすから、法廷で勝負しよう」と警告を発する程だった。
なおP・ヘメス監督は28日にスペインに戻り、家族と話してから今後のことを決める模様。現時点ではラス・パルマス、アラベスなどからの興味が噂されているが、「いくつものチームから連絡が来た。机の上に複数のオファーがある」と話すにとどまっている。