現地時間26日、ボクシング界のレジェンドであるフロイド・メイウェザーと、UFC2階級王者であり、総合格闘技界のスター、コナー・マクレガーがボクシングルールで対決した。この一戦は“世紀の対決”と称され、格闘技ファンならずとも幅広い層から注目される試合として、世界中のスポーツメディアで大きく取り上げられた。
結果はメイウェザーが10RでTKO勝ちを収め、これでプロボクシングのキャリアを50戦無敗に伸ばした。メイウェザーはこの試合をもって現役を退く意向を示している。
この“世紀の一戦”はサッカー界でも大きな反響を呼んでいる。
元イタリア代表のジュゼッペ・ロッシは、マクレガーのプロボクシングデビュー戦となったこの戦いに納得しておらず、「このマッチメイクはしっかり計画されたものなのか? スポーツとして恥ずべきじゃないかな」という見解を示している。
また、元イングランド代表のマイケル・オーウェンも「この結末は特に驚きではない。ボクシングとして起こるべくして起こった結果になったと思う」とSNSでメイウェザーの勝利が打倒だったとの意見を述べた。
シュトゥットガルトに所属するDFホルガー・バドシュトゥバーは「マクレガーのタフな戦いぶりから情熱を感じたよ。ただ、メイウェザーの強さは尊敬に値する。素晴らしい戦いだった」と好意的なメッセージを発している。
ハルに所属するアイルランド代表デイビッド・メイラーは「この結果に関係なく、僕はマクレガーをこれからも応援するよ」とツイート。アイルランドの英雄である同胞のマクレガーへの支持を明らかにした。
世界中で視聴された格闘技界の“世紀の一戦”はサッカー界でも大いに注目を集めていたようだ。
