マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ヘンリク・ムヒタリアンの出場機会が激減している理由を明かした。
今シーズンの序盤、ムヒタリアンはコンスタントに出場機会を得ていたものの、11月25日のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を除いた直近8試合でベンチ入りすら果たせていない。モウリーニョは控えのバランスを考えるとアルメニア代表MFよりも他の選手をベンチに置きたいと考えているようだ。
1-0で勝利したボーンマス戦後、出番がほとんど得られていないムヒタリアンについて問われたモウリーニョ監督は「6人の選手しかベンチに置けないから、バランスを重視してメンバーを選考している」と前置きして以下のように続けた。
「ベンチにはディフェンダーが2人いて、(ダレイ)ブリントは異なるポジションもプレーできる。それにアシュリー・ヤングはワイドならどこにでも起用でき、ウィングバックもこなせる。中盤の選手として(アンデル)エレーラがいる。ストライカーの控えはズラタン(イブラヒモビッチ)で、セカンドストライカーとウィングとしてプレーできるマーカス(ラッシュフォード)をベンチに入れている」
さらに、ボーンマス戦のメンバーについて「この試合では(アントニー)マルシャル、(フアン)マタ、(ジェシー)リンガードを先発で起用した。ムヒをメンバーに入れれば、彼らのうち誰か1人を起用できない。現状では、彼よりも他の選手のほうがプレーする機会を与えられるべきだと思う」とムヒタリアンが試合から遠ざかっている理由を説明している。


