1月にアーセナルに加入したMFヘンリク・ムヒタリアンが、本拠地「エミレーツ・スタジアム」で3アシストを記録。新たなクラブで最高のスタートを切った。
今シーズン前半戦は、マンチェスター・ユナイテッドで定位置確保に苦しんだムヒタリアン。ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得ることができず、アレクシス・サンチェスとのトレードでクラブを追われる形でアーセナルに加入した。
しかし、アーセナルの本拠地デビューとなった3日のエヴァートン戦で先発出場を果たすと、6分にアーロン・ラムジーのゴールをお膳立て。その後も、37分にドルトムント時代のチームメイトでもあるFWピエール=エメリク・オーバメヤンの新天地初ゴールをアシストすると、74分にラムジーのこの試合3点目をアシストし、チームの5-1の大勝に貢献した。
アーセナルの選手で1試合3アシスト以上を記録したのは、2013年のサンティ・カソルラ以来5年ぶり。また、この3アシストにより交換トレードの形となったサンチェスが、今季ここまでリーグ戦で記録してきたアシスト数に並んでいる。
前半戦は苦しんだムヒタリアンだが、上位追走を狙うチームで最高のスタートを切っている。




