パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペが、チームメートのFWネイマールを称賛した。
今夏モナコからパリSGに移籍したムバッペ。パリSGは1年のレンタル契約という形でムバッペを引き入れ、来夏1億8000万ユーロ(約235億円)を支払い買い取りオプションを行使する考えだ。
ムバッペは今季公式戦23試合で12得点11アシストを記録している。パリでの日々に関して、次のように話した。
「パリSGと一緒に成長していけるなら、移籍する理由はないように思う。ただ、僕たちは世界一のアタッカー陣ではなく、世界一のチームになることを目指しているんだ」
「僕はパリSGでプレーしたかった。自分の街のチームでね。今はすごく幸せだよ」
この夏には、レアル・マドリー移籍の可能性が盛んに報じられた。
「クリスティアーノ(・ロナウド)は僕のアイドルだった。マドリッドの練習場で彼に知り合えたのは嬉しかったね。でも僕は常に勝利を望んでいる。目の前にいるのが誰であろうとね」
「確かに僕は、幼い頃クリスティアーノに憧れていた。でも、それはもう終わったんだ。次の(チャンピオンズリーグの)レアル・マドリーとの試合は勝ちにいく」
ムバッペは、今季から同僚になったネイマールについては、以下のように語った。
「バロンドールを5回受賞しているクリスティアーノのような選手からは、学ぶものしかないよ。でも、ここにはネイマールがいる。ネイマールはクリスティアーノのレベルにいると思う。また、(エディンソン・)カバーニからは、ストライカーとしての何たるかを学んでいる」
「大衆はネイマールをドリブル好きのエゴイストだと思っている。でも、そうじゃない。彼のチームメートになると、よく分かるよ。彼はすごく優しくて、親しみやすいんだ。そして、常にチームのためにプレーする」
「ネイマールがドリブラーなのは事実だ。だけど、誰も彼にそれをやめろ、なんて言わない。彼ほどドリブルが上手い選手はいないんだからね。彼は僕たちにタイトルを勝ち取らせてくれるはずだ。それを生かさない手はないよ」


