Mauro IcardiGetty

ミランOB、38歳イブラの代案としてイカルディの獲得を進言「理想的な契約になる」

今冬の移籍市場でミランはFWクシシュトフ・ピョンテクを放出し、ズラタン・イブラヒモヴィッチを獲得した。

38歳イブラヒモヴィッチは11-12シーズン以来の復帰となったミランで、今季後半戦ここまで8試合3ゴールをマーク。3月中旬よりセリエAは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中断期間へと入り、リーグ再開の見通しは現時点で立っていない。

新シーズンに向け、ミランは大ベテランと契約を更新せず、新FWの補強へ動くのではと伝えられている。ミランOBであるマルコ・シモーネ氏は『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、古巣に補強の提言を行った。

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「もし私だったらピョンテクをヘルタ(ベルリン)に手放すことはしなかっただろう。現有戦力ではラファエル・レオンの成長を促すべきだろうね。彼は強さに加え才能がある」

「イブラとは新契約を結ぶかどうか不透明だね。むしろ、年齢を考えたらこのままミラノから去ることになるかもしれない。その代案としては(エディンソン)カバーニか(マウロ)イカルディをミランに加えることができればいいね」

「とりわけイカルディはミランにとって理想的な契約となるだろう」

現在パリ・サンジェルマン(PSG)に在籍しているカバーニとイカルディ。カバーニは今季限りで契約が満了となるため、今夏は争奪戦となることが濃厚となっている。

一方のイカルディはインテルから1年間のレンタルでPSGへ移籍。PSG側は買い取りオプションを行使しないと見られ、来季はインテルへの復帰が有力視されている。だがインテルでは上層部と何度となく激突した経緯があり、インテルはイカルディを再放出する可能性が高い。

ミランとPSGの両方でプレーしたシモーネ氏は、イカルディがイブラヒモヴィッチの穴埋め役として最適と見ているようだ。もしミランがイカルディを求めるとして、ミラノを拠点とするライバルチームのインテルはOKを出すのだろうか。

かつてはアンドレア・ピルロ、クラレンス・セードルフ、ダリオ・シミッチ、エルナン・クレスポ、クリスティアン・ヴィエリなどがインテルからミランに移籍した経歴を持つ。イカルディもそれに続くことになるのか、次の移籍市場でその去就は注目ポイントとなりそうだ。

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