Gianluigi Donnarumma Netherlands ItalyGetty Images

ミラン幹部、譲渡遅れに焦燥感…ドンナルンマとの契約延長を示唆し他クラブをけん制

ミランのスポーツディレクター、ロッコ・マヨリーノ氏が2日、イタリアメディア『プレミアム・スポーツ』のインタビューにコメントを残し、GKジャンルイジ・ドンナルンマへの他クラブのオファーを警戒している。

18歳の天才GKにはこれまで、ユヴェントスのほかマンチェスター・シティやバルセロナなど各国の強豪クラブが獲得に興味を示していると報じられてきた。

ドンナルンマとミランの契約は2018年6月末に満了を迎えるが、プロ契約が解禁となるドンナルンマの18歳の誕生日(2月25日)を目安に、契約の更新を行うはずだった。

しかし現在ミランでは、これまでクラブを運営してきたベルルスコーニ一族のフィニンヴェスト社から新たなオーナーとなる中国グループ、シノ・ヨーロッパ・スポーツ(SES)への移行手続きが行われている。

この手続きは当初、昨年12月に完了が予定されていたが、買い取りに必要な資金の準備が間に合わず、たびたび期限が延期されてきた。

このため選手の契約の延長交渉にも影響が出ている。移行手続きが進まず、ミランの先行きが不透明なため、交渉が見送られている状況だ。

■改めてドンナルンマとの契約延長を示唆

このためミランのマヨリーノSDは改めて、クラブの宝であるドンナルンマとの契約延長を示唆し、他クラブからのオファーをけん制した。

「(イタリア)代表戦でドンナルンマの価値が上がったか?以前から高い評価を受けている選手だ。今更驚くことではない。ミラン側として契約延長を検討するのは当然だ。これから何年もチームに残ってほしい」

ミランの移行手続きの完了は来週13日頃に予定されている。手続きが完了すればドンナルンマとの契約交渉も本格化することになる。今後の動向は注目されるところだ。

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