ミランのチーフ・フットボールオフィサーを務めるズヴォニミール・ボバン氏が16日、ミラノ市内で行われたイベントに出席し、クラブやGKジャンルイジ・ドンナルンマなどについて語った。
昨シーズンからミランの幹部として活躍するレジェンドのパオロ・マルディーニ氏に続き、今夏から入閣したボバン氏。新指揮官マルコ・ジャンパオロの下で再建中のチームについて言及した。現在のミランには、経験豊富でカリスマ性を持つ選手が欠けているように見えるが、クロアチア人幹部は、20歳のドンナルンマの名前を挙げている。
「実はロッカールームのリーダーがいる。私はドンナルンマがリーダーとしての特徴を持っていることに気づいた。彼の心の内には、溢れるほどの情熱やミラン愛がある。年齢的には若いが、ロッカールームの中で重要な存在だ」
続いてボバン氏は、21日に行われるセリエA第4節のミラノダービーについて自身の見解を示した。
「チームの成長がもう少し先に進んでいることを願っていたが、プロセスは長い。インテルも同様に、時間とともに良くなっていくだろう。ダービーでは、常に五分五分のチャンスだと思うが、インテルの方が優勢かもしれない。こういった試合では感情をコントロールすることが必要だ。私自身も飲み込まれた経験がある。時間は必要だと思うが、優れた選手なら2週間ほどで溶け込めることもある。またインテルは3バックのシステムでプレーしているので、我々よりも簡単だと思う」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
