Mattia De Sciglio MilanGetty Images

ミラン下部組織育ちの24歳デ・シリオが退団を希望?ユヴェントスが獲得に興味も

ミランのDFマッティア・デ・シリオが退団を検討していると、イタリアメディア『スカイスポーツ』が24日に報じている。

デ・シリオとの契約は2018年6月までと期限まで残り1年ほどになり、ミラン側は契約の更新へ向けて動いている。24日には、ミランのスポーツディレクターであるマッシミリアーノ・ミラベッリ氏がデ・シリオと面談を行い、選手の意向を確認した。ところがデ・シリオ本人は、他クラブからオファーがあった場合、移籍を希望していることを明らかにした。

デ・シリオには、ユヴェントスが数カ月前から獲得に興味を示している。昨年5月に行われたコッパ・イタリア決勝、ミラン対ユヴェントス戦の席で、マッシミリアーノ・アッレグリはすれ違ったデ・シリオに対し、直接オファーを出したとも報じられている。

一方でサポーターとの確執もデ・シリオをミランから遠ざける要因となっている。23日のエンポリ戦(2-1でエンポリが勝利)では、デ・シリオが途中交代してピッチを去る際、厳しいブーイングが浴びせられた。試合終了後には、駐車場に現れたデ・シリオをサポーターが取り囲み一触即発の状態となる事態も発生した。

ユヴェントスはデ・シリオの獲得に1000万ユーロ(約12億円)前後のオファーを準備しているとも伝えられている。以前、生涯ミラン一筋を貫いたレジェンド、パオロ・マルディーニ氏を「目標としている」と話していたミラン生え抜きのデ・シリオだが、退団が現実的となるのか今後の動向は注目されるところだ。

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