2017-05-07-real-morata(C)Getty Images

ミラン、モラタを新プロジェクトの中心に据える考えか...移籍金70億円程度を準備

ミランが、レアル・マドリーFWアルバロ・モラタの獲得に動いているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

中国人のリー・ヨンホン氏に新たにオーナーを任せることを決めたミランだが、今季以降の新プロジェクトにモラタを据える考えだという。ミランは今季ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の下でセリエAを6位で終え、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得している。

ミランはすでにマドリー側と接触した模様。移籍金6000万ユーロ(約72億円)を準備して、合意を目指しているという。

モラタに対しては、ほかにもマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが関心を示している。だがユヴェントスで2年間プレーした経験のあるモラタはイタリア移籍を前向きに捉えているようだ。結婚を控える恋人がイタリア人であることも、彼の決断に影響を与えるかもしれない。

モラタは先日、マドリーのリーガエスパニョーラ制覇の祝賀会で、一人喜びの輪から外れるなど退団を示唆するような行動を取っていた。ミランに所属するスペイン人MFスソは「モラタがミランに来るなら嬉しいよ」と歓迎の意を表明し、同胞の到着を待ち望んでいる。

マドリーの下部組織で育ったモラタは、2014年夏にユヴェントスへと移籍を果たした。ユヴェントスでの活躍が認められて昨夏マドリーに復帰したが、FWカリム・ベンゼマの壁は厚く、今季リーガ26試合出場15得点(公式戦42試合19得点)と高い決定力を発揮しながらスタメン奪取には至らなかった。

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