セリエA第15節が3日に行われ、ベネヴェントとミランが対戦。試合は2-2のドローで終わっている。
先日、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を解任し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が就任したばかりのミランは、最下位ベネヴェントの本拠地に乗り込んだ。ガットゥーゾ監督は初陣で3バックを選択している。
先手を取ったのはミラン。38分、フランク・ケシエが粘りを見せて右サイドを突破し、クロスを送る。ジャコモ・ボナベントゥーラが頭で合わせ、一度はDFにブロックされるも、再び頭で押し込んで、先制点を手にする。
しかし、50分にコーナーキックからの流れで、最後はベネヴェントFWジョージ・プスカシュに押し込まれ、同点弾を許す。それでも、新監督の初戦を白星で飾りたいミランは、57分にニコラ・カリニッチが勝ち越し点を挙げる。
その後、アレッシオ・ロマニョーリが退場となり、数的不利となったミランだが、何とか1点を守ろうと、試合を締めにかかるが、ドラマはアディショナルタイムに待っていた。ゴール左のFKで、GKアルベルト・ブリニョーリも上がると、そのブリニョーリが体勢を崩しながら、頭で合わせる。これがゴール右に収まり、ベネヴェントが劇的な同点弾を手にした。試合はそのまま2-2で終了している。
ミランはこれでリーグ戦3試合勝利なし。一方の昇格組ベネヴェントは開幕から14連敗していたものの、GK弾により初の勝ち点を獲得している。




