ミランのマルディーニTD、今夏のドンナルンマの放出を否定「彼には長くいて欲しい」

ミランのパオロ・マルディーニTDは、ジャンルイジ・ドンナルンマの残留を明言した。

ミランのテクニカルディレクター（TD）を務めるパオロ・マルディーニ氏が8日、マルコ・ジャンパオロ新監督の就任会見に出席した際、GKジャンルイジ・ドンナルンマの去就について言及した。

ミランは8日、ジャンパオロ新監督の就任会見を行った。新指揮官が「胸を張ってカルチョをしよう」とのスローガンを掲げてチームづくりに意欲を見せるなか、マルディーニ氏は移籍市場について語っている。

今夏の移籍市場では、パリ・サンジェルマン（PSG）がミランの守護神ドンナルンマの獲得に関心を寄せており、フランス代表GKアルフォンス・アレオラをトレード要員に含めたオファーを準備していると囁かれている。一方、ミランはFFP（ファイナンシャル・フェアプレー）への抵触を指摘されるなど財政面で厳しい状況に立たされている状況だ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ドンナルンマほど黒字をもたらしてくれる選手は他にいないだろう」と20歳GKの売却がチームの財政問題を解決するカギとなることを主張しており、移籍市場における動向は注目されていた。

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しかし、ミランTDはドンナルンマをチームの柱に据える意向を示しており、今夏の放出を否定。「彼にはこれからも長くチームにいて欲しいと考えている。これは真っ先に我々の頭に浮かぶことであり、現段階ではこれが我々の方針だ」と明言している。

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