ルーカス・ポドルスキを知る者たちは、このレフティーモンスターのJリーグ行きをどのように見ているのか?
『Goal』はバイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFトーマス・ミュラーにインタビューする機会を得た。2人はチームメートとしてバイエルンとドイツ代表でプレーし、数々の栄光をつかんできた。果たして、旧友のことをどのように語るのか?
「彼は“ハンマー”を持っている」
そう、ミュラーは口にする。
「ピッチ上の彼はハンマーのような左足を武器に持つ素晴らしいシューターだよ。スピードもあるし、とても速い選手だ。それにピッチ外でも強烈だよ」
3月22日に行われたポドルスキのドイツ代表における引退試合でも、“ハンマー”が炸裂した。
スコアレスで迎えた69分、バイタルエリアでボールを持ったポドルスキは迷わず左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。自身の引退試合で決めたスーパーゴールは、母国を勝利に導く決勝弾となった。まさに千両役者、スタープレーヤーらしい最後だった。
「ドイツ代表の最後の試合で彼と話したよ。とてもエキサイトしてたね」とミュラーは明かし、こう続ける。
「(タイトルを)獲れるといいね。彼がチームを助けることを願ってるよ。さっきも言ったけど、彼には強烈な左足がある。きっとたくさんのゴールを決めるよ」