明治安田生命J1リーグ第26節が16日に行われ、IAIスタジアム日本平では清水エスパルスと川崎フロンターレが対戦。試合は0-3で清水が敗れた。試合後、清水の小林伸二監督が試合を総括した。
「(川崎Fの選手の)プレーの判断が早く、翻弄された」と話す小林監督。「(後半は)少し良いリズムになりましたけど、点を取るまでの形をなかなか作り出せなかった」と試合を振り返った。
0-3の完敗。記者から「あえて良かった部分は?」と聞かれると、小林監督は、「後半、立ち上がりから積極的にボールを自分たちで回していった」、「シラ(白崎凌兵)がボランチで頑張ってくれた」、「普段なら(北川)航也を代えるところを90分戦ってくれた」ことを挙げた。特に北川については、「最後に、ペナルティ(エリア)の中で縦パスをターンしたところがあるんですね。代えずに最後まで踏ん張ったな」と評価した。
途中出場ながら、10試合ぶりに復帰したFWチアゴ・アウベスについては、周りの選手との連携は「まだまだ少ない」としながらも、ボールの収まりどころとして機能していたことなどを説明し、「(そうやって相手DFの注意を引ければ)もう少し、ほかのところも楽になるんですよね。そういうところも含めて、少し良い形を見せたんじゃないかな」と続けた。
清水は、20日に天皇杯4回戦で再び川崎Fと対戦する。「(今日は)残念な結果ですけど、前を向いて進んで、切り替えてやりたい」と再戦での勝利に向け、気持ちの切り替えを強調した。
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