UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループA~グループDの第6節の試合が日本時間12月5日28:45キックオフとなる。いずれも白熱した試合が予想されるが、各グループの状況はどのようになっているのか。
■グループA
12月5日に開催されるのは、グループ1位のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)VS同3位のCSKAモスクワ(ロシア)、同4位のベンフィカ(ポルトガル)VS同2位のFCバーゼル(スイス)の2試合。
第5節終了時点で勝点12を得ているマンチェスター・Uが上位2チームに入ることはほぼ決定しているが、勝点9で並ぶFCバーゼルとCSKAのどちらが決勝トーナメントに進めるかはまだ何とも言えないところだ。だが、勝点0のベンフィカと対戦するFCバーゼルがやや有利と見ることができるだろう。
■グループB
グループ内2位のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)VS同1位のパリ・サンジェルマン(フランス)、同3位のセルティック(スコットランド)VS同4位のアンデルレヒト(ベルギー)の2試合。
第5節終了時点で負けなしの勝点15を得ているパリ・サンジェルマンと勝点12のバイエルン・ミュンヘンの両チームは、決勝トーナメントに進むことがすでに決定している。だが、どちらが1位で通過するかはまだ決定していない。バイエルン・ミュンヘンのホームで行われる直接対決に注目だ。
■グループC
グループ内1位のチェルシー(イングランド)VS同3位のアトレチコ・マドリー(スペイン)、同2位のASローマ(イタリア)VS同4位のカラバフ(アゼルバイジャン)の2試合。
第5節終了時点で、チェルシーが決勝トーナメントに進むことは確実になっている。だが、2位のローマにも3位のアトレチコ・マドリーにも決勝トーナメントに行く可能性は十分に残されているので予断は許さない。だが、いまだ1勝も挙げていないカラバフと対戦するローマが有利になるだろう。
■グループD
グループ内1位のバルセロナ(スペイン)VS同3位のスポルティング(ポルトガル)、同4位のオリンピアコス(ギリシャ)VS同2位のユヴェントス(イタリア)の2試合。
第5節終了時点で勝点11のバルセロナはすでに決勝トーナメントに進むことが決定しているが、勝点8のユヴェントスと勝点7のスポルティングはどちらが進むかは、まだ分からない。ただし、スポルティングが決勝トーナメントに進む場合は2位通過となるため、バルセロナかユヴェントスのいずれかが1位通過となる。
