マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシーで十分な出場機会を確保できていないMFウィリアンの獲得を狙っていることが分かった。
今シーズン、ウィリアンはエデン・アザールとペドロ・ロドリゲスのバックアッパーとしてベンチに座る時間が長くなっているものの、チェルシーは同選手の残留を希望している。一方のウィリアン自身も、チェルシーとロンドンを気に入っているが、昨シーズンと比較して出場機会が激減していることにフラストレーションをためているようだ。
昨夏から指揮を執るアントニオ・コンテ監督は、ブラジル代表MFを10月初旬まで先発で起用していた。しかし、母親の死をきっかけにウィリアンはファーストチームから離脱。その後代役として出場したペドロは、コンテ監督の信用を勝ち取り、ウィリアンが合流した後も先発に名を連ね、リーグ戦13連勝に大きく貢献した。
全公式戦で11ゴールを挙げているウィリアンだが、プレミアリーグでの先発出場はわずか13試合のみ。それを受けて、今でも多くの教え子と良い関係を保つモウリーニョ監督が今夏に同選手の獲得を目論んでいる。
昨夏週給11万ポンド(約1600万円)の4年契約をチェルシーと結んだ28歳のウィリアンだが、シーズン終了後にどのような決断を下すのか注目が集まる。




