マンチェスター・ユナイテッドは、ズラタン・イブラヒモビッチと来シーズン以降の契約を結ばないことを発表した。
2016-17シーズン開幕前にパリ・サンジェルマンからフリーでマンチェスター・ユナイテッドに加入したイブラヒモビッチは、プレミアリーグ挑戦1年目ながら、46試合で28ゴールを記録。しかし、4月に行われたヨーロッパリーグ準々決勝のアンデルレヒト戦で膝十字靭帯を損傷した。5月に手術を受けたものの、同選手の復帰には数カ月を要することが見込まれており、クラブは契約を延長しないことを決定した。
マンチェスター・ユナイテッドには、イブラヒモビッチとさらに1年間契約を延長するオプションが残されていたものの、負傷によりシーズンのラスト10試合を欠場したことと、復帰が早くとも2018年1月前後になることが今回の決断に至った大きな理由とされている。
今シーズンのチーム得点王を失う形となったレッド・デビルズだが、今夏の移籍市場でレアル・マドリーで十分な出場機会を得られていないアルバロ・モラタの獲得を画策。チェルシーやACミランなども関心を示していると報じられているが、ユナイテッドは同選手へ7800万ポンド(約110億円)のオファーを提示したと報じられるなど、獲得に強い自信を見せている。
一方、イブラヒモビッチの今後に関しては、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンがツイッターを通じて早くも獲得に興味を示している。しかし、1900万ポンド(約27億円)にも及ぶ同選手のサラリーがネックになっているようだ。また、代理人のミーノ・ライオラ氏は、イブラヒモビッチがプレミアリーグでプレーすることを望んでいると明らかにするなど、今後もその動向に注目が集まる。
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