勝点10でグループCの首位に立つシティと、勝点5で2位につけるシャフタールの一戦。シティは勝てば1試合を残して首位通過が確定する重要な一戦だが、シャフタールにとっても決勝トーナメント進出のために勝ち点が欲しいところ。
CLの舞台では何度も対戦しており、互いの手の内は理解している両チーム。高いボールポゼッションでじりじりとゴールに迫るシティに対し、シャフタールは鋭いカウンターで脅威を与える。
最初の決定機はシャフタール。14分、ロングパスをクリアしようとペナルティーエリアを飛び出したGKエデルソン・モラエスがまさかの空振り。奪ったテテが決定機を得るが、やや角度がないエリア内右からのシュートは枠を外してしまう。
16分にもカウンターからテテが抜け出しかけるが、飛び出したGKエデルソンが今度はしっかりとクリア。ボールを回すシティだが、シャフタールの守備ブロックに手を焼き、負傷欠場のセルヒオ・アグエロに代わってトップに入るガブリエウ・ジェズスまでなかなかボールを入れることができない。
シティのチャンスは21分、フェルナンジーニョのロングパスにラヒーム・スターリングが抜け出しループシュート。しかしこれはゴール右へと外れ、オフサイドの旗も上がっていた。25分には、インターセプトからロドリがシュートを放つも、GKアンドリー・ピヤトフがしっかりとキャッチ。31分には、ショートコーナーからのクロスをニコラス・オタメンディが頭で合わせるも、再びGKピヤトフが立ちはだかった。
前半は互いにシュートを5本ずつ放ち、枠内シュートの数も2本ずつと、ほぼ互角のスタッツでスコアレスのまま迎えた後半、先手を取ったのはボールポゼッションで上回っていたシティだった。56分、ケヴィン・デ・ブライネからのクサビのパスをエリア内で受けたジェズスがDF2人囲まれながらも抜け出し、GKアンドリー・ピヤトフの手前で横パス。フリーで受けたイルカイ・ギュンドアンが冷静にゴール左へと沈め、シティが均衡を破った。
追いつきたいシャフタールは65分、イェヴヘン・コノプリャンカに代わってマノル・ソロモンを投入。すると69分、カウンターからペナルティーエリア右でテテとスイッチしたドドのマイナスの折り返しを、ファーサイドでフリーとなっていたマノル・ソロモンが押し込んでシャフタールが同点に追いついた。
追いつかれたシティは70分、デ・ブライネに代えてダビド・シルバを投入。そのシルバに早速見せ場が訪れるが、ジェズスからの折り返しに合わせたシュートはゴールラインぎりぎりのところでクリアされた。
76分、ロドリに代えてフィル・フォーデンを投入したシティに対し、シャフタールもヴィクトール・コヴァレンコに代えてマルコス・アントニオを投入。シティは引き分けでもグループステージ突破が決まることもあり、勝ち越しゴールを狙ってそこまでリスクは冒さない。
一方、シャフタールもアウェーでシティから勝ち点1を獲得することは、2位通過に向けて悪い結果ではない。負傷したジュニオール・モラエスに代えてCLデビュー戦となるダニーロ・シカンを投入し交代枠を使い切ったシャフタールは、シティ攻勢の試合展開の中で集中した守備を最後まで披露し、1-1のまま勝ち点1を確保。シティは1試合を残しての決勝トーナメント進出が決まった。
■試合結果
マンチェスター・C 1-1 シャフタール
■得点者
マンチェスター・C:ギュンドアン(56分)
シャフタール:ソロモン(69分)
▶【Goal.com×鹿島アントラーズ】誰でもDAZN(ダゾーン)が2ヶ月無料に!詳細はコチラ|11月30日まで
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です