Manchester City celebrate 2019-20Getty Images

マンチェスター・C、追いつかれドローも…1試合を残し決勝トーナメント進出決定

勝点10でグループCの首位に立つシティと、勝点5で2位につけるシャフタールの一戦。シティは勝てば1試合を残して首位通過が確定する重要な一戦だが、シャフタールにとっても決勝トーナメント進出のために勝ち点が欲しいところ。

CLの舞台では何度も対戦しており、互いの手の内は理解している両チーム。高いボールポゼッションでじりじりとゴールに迫るシティに対し、シャフタールは鋭いカウンターで脅威を与える。

最初の決定機はシャフタール。14分、ロングパスをクリアしようとペナルティーエリアを飛び出したGKエデルソン・モラエスがまさかの空振り。奪ったテテが決定機を得るが、やや角度がないエリア内右からのシュートは枠を外してしまう。

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16分にもカウンターからテテが抜け出しかけるが、飛び出したGKエデルソンが今度はしっかりとクリア。ボールを回すシティだが、シャフタールの守備ブロックに手を焼き、負傷欠場のセルヒオ・アグエロに代わってトップに入るガブリエウ・ジェズスまでなかなかボールを入れることができない。

シティのチャンスは21分、フェルナンジーニョのロングパスにラヒーム・スターリングが抜け出しループシュート。しかしこれはゴール右へと外れ、オフサイドの旗も上がっていた。25分には、インターセプトからロドリがシュートを放つも、GKアンドリー・ピヤトフがしっかりとキャッチ。31分には、ショートコーナーからのクロスをニコラス・オタメンディが頭で合わせるも、再びGKピヤトフが立ちはだかった。

前半は互いにシュートを5本ずつ放ち、枠内シュートの数も2本ずつと、ほぼ互角のスタッツでスコアレスのまま迎えた後半、先手を取ったのはボールポゼッションで上回っていたシティだった。56分、ケヴィン・デ・ブライネからのクサビのパスをエリア内で受けたジェズスがDF2人囲まれながらも抜け出し、GKアンドリー・ピヤトフの手前で横パス。フリーで受けたイルカイ・ギュンドアンが冷静にゴール左へと沈め、シティが均衡を破った。

追いつきたいシャフタールは65分、イェヴヘン・コノプリャンカに代わってマノル・ソロモンを投入。すると69分、カウンターからペナルティーエリア右でテテとスイッチしたドドのマイナスの折り返しを、ファーサイドでフリーとなっていたマノル・ソロモンが押し込んでシャフタールが同点に追いついた。

追いつかれたシティは70分、デ・ブライネに代えてダビド・シルバを投入。そのシルバに早速見せ場が訪れるが、ジェズスからの折り返しに合わせたシュートはゴールラインぎりぎりのところでクリアされた。

76分、ロドリに代えてフィル・フォーデンを投入したシティに対し、シャフタールもヴィクトール・コヴァレンコに代えてマルコス・アントニオを投入。シティは引き分けでもグループステージ突破が決まることもあり、勝ち越しゴールを狙ってそこまでリスクは冒さない。

一方、シャフタールもアウェーでシティから勝ち点1を獲得することは、2位通過に向けて悪い結果ではない。負傷したジュニオール・モラエスに代えてCLデビュー戦となるダニーロ・シカンを投入し交代枠を使い切ったシャフタールは、シティ攻勢の試合展開の中で集中した守備を最後まで披露し、1-1のまま勝ち点1を確保。シティは1試合を残しての決勝トーナメント進出が決まった。

■試合結果
マンチェスター・C 1-1 シャフタール

■得点者
マンチェスター・C:ギュンドアン(56分)
シャフタール:ソロモン(69分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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