マンチェスター・シティが、スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長の主張に反論した。ファイナンシャルフェアプレー(FFP)があるにもかかわらず、「不公平なアドバンテージを受けている」との見解に対して「完全な作り話だ」との声明を発表している。
テバス会長は先日、今夏FWネイマール獲得に2億2200万ユーロを投じ、FWキリアン・ムバッペも引き入れたパリ・サンジェルマンに対し、UEFAが財政調査を行うことを称賛していた。
そして、シティに対しても「いくら選手獲得に資金を費やそうとも、いくらでもオイルマネーを持っている。我々は自分自身を守っていく必要がある」とし、FFPルールがあるにもかかわらず、他の欧州のライバルに比べて不公平なアドバンテージを受けていると主張。マンチェスターのクラブも調査対象にすべきとの見解を示していた。
これに対し、シティのオーナーであるシェイク・マンスール氏は6日に声明を発表。テバス会長の発言は「完全な作り話」とし、「顧問弁護士の下、適切な行動をとっている」と主張している。
「テバス会長の発言を受け、公式に声明を発表する。9月4日に発表されたUEFAの声明は明確で、正確な調査に基づくものだった。対照的に、テバス氏の主張は無知で完全な作り話である。予想できる通り、マンチェスター・シティ・フットボールクラブとシティ・フットボール・グループには適切な顧問弁護士がおり、アドバイスに応じて適切に行動している」


