右膝の十字靭帯断裂により約半年に渡って離脱していたDFバンジャマン・メンディがトレーニングに復帰した。マンチェスター・シティのクラブ公式サイトが伝えている。
メンディは2017年の夏に5200万ポンド(約75億円)の移籍金でモナコからマンチェスター・Cに移籍した。しかし、同年の9月23日に行われたクリスタルパレス戦で負傷し、その後は公式戦に出場していない。
公式サイトによれば、メンディは当初、4月7日に行われるマンチェスター・ダービーを目標に復帰の計画を組んでいた。しかし、23歳の左サイドバックが順調な回復を見せたため、予定を繰り上げてのトレーニング復帰となった。
今シーズンすでにカラバオカップで優勝し、プレミアリーグの覇権もほぼ掌中に収めているマンチェスター・Cだが、メンディの実戦復帰は早ければ3月7日に行われるUEFAチャンピオンズリーグのバーゼル戦になる可能性もある。
現在、マンチェスター・Cの左サイドバックはファビアン・デルフやダニーロの活躍に加えて、若手のオレクサンドル・ジンチェンコも頭角を現している。熾烈なレギュラー争いが繰り広げられている激戦区は、メンディの復帰によってさらに選手層が厚みを増すことになりそうだ。


