マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラは、まだチームはバルセロナのレベルに達していないと話している。
2月末に行われたアーセナルとのカラバオカップ決勝を制し、グアルディオラ監督はマンチェスター・Cの指揮官に就任後初の栄冠に輝く。さらに、プレミアリーグでも首位を独走し、チャンピオンズリーグベスト8進出も決定的な状態と今シーズンにトロフィーを掲げるチャンスはまだまだ残されている。
そして、バーゼルとのセカンドレグを控えるグアルディオラ監督は、直前の会見でバルセロナとの比較について問われ「そのレベルには達していない。メンバーが違うから当然だ」と回答した。
「彼らは過去に何度も優勝した選手を有しているが、ここにいる選手の多くはそれを知らない。ようやく1つ目のタイトルを獲得したばかりの状態で、あのチームと比べられるわけがない。それらのビッグクラブと肩を並べるためには、まだまだ多くの歳月を掛けなくてはならない」
また、グアルディオラ監督は「チャンピオンズリーグはまったくもって別物だ。レアル・マドリーはパリ・サンジェルマン戦前に敗れるだろうと考えられていたが、終わってみれば3-1で勝利した。なぜなら、彼らは12回もこのタイトルを取ったマドリーだ。我々のチームを本命と言ってもらえるのは名誉なことだが、我々が上手くプレーできなければ我々には彼らみたいな歴史がないと言われかねない」とコメントを残している。
そして、バーゼル戦に向けて「(FAカップ5回戦で0-1で敗れた)ウィガン戦では前半のうちにファビアン・デルフが退場になった。チャンピオンズリーグでこのようなことがあれば、この舞台で勝利できない」と4-0で大きなアドバンテージを持っているものの、警戒感を強めた。




