Raheem Sterling Gabriel Martinelli Man City Arsenal 2019-20Getty Images

マン・C対アーセナル延期が決定…アーセナル選手が新型コロナ感染者と接触、14日間の自宅待機

新型コロナウイルスの影響で、ついにプレミアリーグでも試合の延期が決定した。11日に予定されていたマンチェスター・シティ対アーセナルが延期となっている。

ヨーロッパでも猛威を振るう新型コロナウイルス。深刻な影響を受けるイタリアでは、セリエAの4月3日までの開催中止が決定。さらにリーガ・エスパニョーラ、リーグ・アン、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ(EL)でも続々と無観客試合が決定するなど、ヨーロッパサッカーにも大きな影響を及ぼしている。

そして、ついにプレミアリーグも試合の延期が決定。10日にエティハド・スタジアムで予定されていた第28節、マンチェスター・C対アーセナル戦は予定を変更することが発表された。

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先日、オリンピアコスのオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏が新型コロナウイルスに感染したことが明らかとなった。同氏は2月27日に行われたEL決勝トーナメント1回戦セカンドレグ・アーセナル戦にも来場。アーセナルは公式サイトで、エミレーツ・スタジアムで4人のスタッフがマリナキス氏の近くで観戦していたことを明かしている。

これを受け、プレミアリーグは感染拡大の予防として延期を決定。声明では「これは試合へ参加する予定のファンに不便とコストを強いることになると理解しているが、アーセナル、マンチェスター・C、プレミアリーグはマリナキス氏の感染により、リスクを適切に評価するため、時間を使う以外に選択肢がないことで同意している」と発表。なお、その他の試合を延期する予定はないという。

アーセナルの声明によると、不特定多数の選手はマリナキス氏と試合後に接触。そのため「メディカル的なアドバイスを求めたが、感染のリスクは非常に低い」としながらも、政府のガイドラインに則って、接触した後の予防措置として潜伏期間とされる14日間は自宅待機を命じたことも発表した。また同氏の近くで観戦していたスタッフ4名も、同様の措置が取られることになるようだ。

ついにプレミアリーグも影響を受けることになった新型コロナウイルス。感染拡大がストップする日は、いつになるのだろうか。

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