Manchester City Manchester United 27042017Getty Images

マンチェスターに広がる支援の輪...ユナイテッドとシティが共同で1憶5000万円の寄付を約束

マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの両フットボールクラブは、協力して「We Love Manchester Emergency Fund」に100万ポンド(約1憶4500万円)の寄付を約束した。

120年以上の間、マンチェスターに本拠地を置くユナイテッドとシティは、22日夜に起きた地元、マンチェスター・アリーナでのテロ事件に大きな衝撃を受けている。そして、2つのクラブは「#ACityUnited」のバナーを掲げ、試練の時を迎えているマンチェスターを支援する意思を示している。

また、マンチェスター市長もイギリス赤十字社の協力の下、この基金への支持を約束しており、マンチェスター・アリーナでのテロ事件で死亡した22名と負傷した64名とその家族への支援を行う準備を始めている。

この基金に集められた寄付金は、「#westandtogether」のバナーを掲げる『マンチェスター・イブニングニュース』の協力もあり、24時間で約2億9000万円に達した。マンチェスターの両クラブの寄付を合わせると300万ポンド(約4億3500万円)にまで到達することとなる。

24日に行われたヨーロッパリーグ決勝のアヤックスとの一戦を前に、マンチェスター・ユナイテッドは黙祷を捧げ、試合では腕に喪章を巻いてプレーしていた。事件後に試合のあったマンチェスター・シティの女子チームも同様に、25日のチェルシー戦で黙祷を捧げ、喪章を巻いて試合を戦っている。

マンチェスター・シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長は「テロ事件後のマンチェスターに住む人々の団結力には敬意を表明する。我々の希望はこの寄付金が被害者の役に立ち、この連携がマンチェスターの不屈の精神の象徴として世界中に発信されることだ」と声明を出した。

マンチェスター・ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOも「月曜夜に起きた残虐な攻撃は多くの人にショックを与えている。我々はマンチェスターと共にあり、この悲劇を克服できるように協力する。寄付金は助けになるとは思うが、マンチェスターの人々の強い精神力の下、クラブとコミュニティは発展を続けるだろう」と、声明を発表している。

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