メスに所属する日本代表GK川島永嗣は、マルセイユと酒井宏樹の評価について試合後話してくれた。
メスは2日、リーグ・アン第24節でマルセイユと対戦。酒井は左サイドバックで先発し、日本人対決が実現した。試合はホームのマルセイユが6-3で大勝し、川島も強さを認めている。
「マルセイユは(良い波に)乗っているんじゃないですかね。FWの動きも全然違うし。タイミングをずらされたりとかもそうだし、ストライカーも別に背は大きくないけど、DFにとって嫌な動きをとにかく繰り返しているというか、それは他のチームと比べて全然違うなと思いました」
また、ここ数試合は本来の右サイドではなく、左サイドを任されている酒井。川島は遜色ない出来と評価し、「逆にもっと攻撃をしてこないかと思っていたけれど、がんばって左でも上がってきて、攻撃にも絡んでいましたね」と語った。
試合前には会話もしたと明かす川島。試合の結果は嬉しくないと苦笑しつつも、酒井の成長には目を細めているようだ。
「マルセイユもフランスの中ではかなり(レギュラーになるのは)難しいチームだと思うし、その中でこれだけレギュラーを張ってやっているというのは、反対側から見ていても素晴らしいと思います。こういう環境でやっているからこそ、プレーの要所要所であいつがすごく成長しているなっていうシーンも、前回の対戦も含めてすごく見えるので。そういう意味では心強いんじゃないかと思う。心強いというか、見ていて嬉しいですね」




