2019-07-19 Shinji OkazakiGetty Images

マラガ、岡崎慎司を選手登録できず市場閉鎖を迎える可能性も…番記者「その場合は1月まで待つか契約解消するか」

マラガが極限状態に陥っている。このままでは、今夏獲得した日本人FW岡崎慎司を選手登録できないまま登録期限を終えることになるのかもしれない。

オーナーのアブドゥラ・アル=タニ氏による怠慢な資金繰りに苦しむマラガは、リーガ・エスパニョーラが敷くサラリーキャップ制(移籍金の減価償却費及び選手年俸)の上限を上回っていることで、選手を登録できない状況が続いている。31日にはMFアルフレッド・エンディアエをサウジアラビアのアル・シャバブに移籍させたが、新加入のMFホセ・ロドリゲス、岡崎を登録するためにはさらなる放出が必要で、現在はMFフアンピ、MFケコらを移籍させることを目指している。ちなみに両選手に対して、明確なオファーは届いていない。

選手の登録期限は移籍市場が閉鎖する9月2日までとなっており、もし期限を過ぎた場合、岡崎は少なくとも冬の移籍市場が開くまでマラガでプレーすることができなくなる。スペイン『マルカ』のマラガ番を務めるフアンへ・フェルナンデス記者は『GOAL JAPAN』に対して、岡崎の選手登録について、最悪なケースも想定し得ると語った。

以下に続く

「岡崎の状況は極限と言っていい。選手として登録できない彼は、リーガ2部第3節にも出場することができない。そして今が、運命の分かれ道だ」

「岡崎はチームメート、ファンから快く迎え入れられたマラガで幸せを感じているが、現地時間9月3日の0時をどのように迎えるか分からず大きな不安を覚えている」

「マラガのクラブ内部では、一切の確信を持てていない状況だ。より楽観的な人間であっても、日本代表FWを登録できない危険性を感じている。もし登録ができないまま期限を過ぎたならば、岡崎には二つのオプションが生まれる。冬の市場が開くまでマラガで待つか、それともマラガとの契約を解消するか、だ」

果たして岡崎は、憧れ続けたスペインの地でプレーすることができるのだろうか。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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