バイエルンOBで元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、バルセロナへの指揮官就任が迫っているとされるハンジ・フリック氏について言及した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
退任発表、撤回、解任という異例の人事によってチャビ・エルナンデス体制が終了したバルセロナ。後任としては、バイエルンで2019-20シーズンに3冠に導いた経験を持つ元ドイツ代表指揮官のフリック氏が浮上。すでに交渉が進行しており、就任が決定的とみられている。
そんな中、同胞のマテウス氏がフリック氏のバルセロナでの指揮について言及。「バルセロナでは経済的な困難に直面するだろうが、彼にとっては大きな挑戦になるだろう」とコメントした。
現在のバルセロナではマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、イルカイ・ギュンドアン、ロベルト・レヴァンドフスキといったバイエルンやドイツ代表で指導した選手たちが在籍している。マテウス氏はフリック氏が自身を知る選手をもう数人引き入れる可能性があると指摘し、獲得が困難であるとしながら、レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツとバイエルンのジャマル・ムシアラの名前を挙げた。
「新しいプロジェクトの中で、テア・シュテーゲン、ギュンドアン、レヴァンドフスキといった旧友たちと会うことになるだろう。わからないけど、もしかしたら1人や2人連れてくるかもしれないね」
「ヴィルツ、ムシアラ…彼がバルセロナで共にしたいと思う選手はたくさんいるだろう。ただ、金銭的に難しいだろう」
「フリックはこの仕事を楽しみにしているし、バルセロナに来ることを楽しみにしているよ」
「彼はスペインが好きで、夏には家族全員で何度もスペインで休暇を過ごしていたよ」


