マテウス氏、ヴェルナーの移籍話に独自見解「もう1年ライプツィヒにいるべき」

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】ライプツィヒ（ブンデスリーガ）のライプツィヒFWティモ・ヴェルナーにはリヴァプール（プレミアリーグ）への移籍話が浮上している。だが同胞の先輩、ご意見番のローター・マテウス氏は「もう1年ライプツィヒにいたほうが良い」との見解を示している。

ドイツサッカー界のご意見番ローター・マテウス氏が、ティモ・ヴェルナーの移籍話に否定的な見解を示している。

ヴェルナーにはリヴァプールが関心を寄せているとされ、来季からプレミアリーグへと新天地を求めるのではないかと伝えられていた。だが、マテウス氏は記者に対して「ティモは確かにリヴァプールのスタイルに合うと思う。だけど、この移籍が良いかどうかは別問題だ」と語っている。

「ライプツィヒでティモは確かな地位を得ている。ユリアン・ナーゲルスマンのシステムにおいては不可欠な存在になっているからね。ただ、リヴァプールに行くとなったら話は別だ。あのチームは世界最高のクラブに数えられる一つで、プレミアリーグだけでなくチャンピオンズリーグでも頂点を狙えるチームだ」

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「アジリティに優れ、フィジカル面でも素晴らしいから（ユルゲン）クロップがティモのことを求めるのもわかる。だけど、やはり常時プレーできるチームにいるべきだと私は思うね。少なくとも（ロベルト）フィルミーノ、（サディオ）マネ、（モハメド）サラーの3人より順列が上になるとは考えづらい」

「これら3人がいるうち、ティモはまずベンチで出番を待つことになる。彼は途中で流れを変えるような役割よりも90分通してピッチに立っていたほうが良いと思う。その観点から言うと、あと1年ライプツィヒにいたほうが彼のためになるんじゃないかな。彼は今季ここまでゴールのみならず、周囲を生かすためのプレーにも磨きをかけていたからね」