バルセロナのアルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノに中国リーグ、河北華夏への移籍話が浮上している。
本人は「バルセロナでできることはもう多くない」と公言し、指揮官エルネスト・バルベルデからの信頼も失う状況となっている。
同チームでの最終ラインは、現有戦力のトーマス・ヴェルメーレンが台頭している現状。だが、バルセロナはマスチェラーノ退団を想定し、早くも1月の移籍市場で即戦力のDF確保に動いている模様だ。
スペイン『マルカ』によるとバルセロナは、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするオランダ代表DFダレイ・ブリント、ラツィオのオランダ代表DFステファン・デ・フライを有力候補としてオファーの準備を進めているという。
また、『AS』の報道ではパルメイラスのコロンビア代表DFジェリー・ミナとの交渉が進んでおり、すでに900万ユーロ（約11億9000万円）の移籍金で合意しているとも伝えられている。
ロシア・ワールドカップを半年後に控え、マスチェラーノは同大会での代表引退を明言している。だが、所属クラブでは構想外の状況となっており、バルセロナはその穴埋め役の確保に奔走する運びとなっているようだ。