ミランに再加入したズラタン・イブラヒモヴィッチは、インパクトを残すために帰って来たと意気込みを語った。
2019シーズン終了後にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーから退団したイブラヒモヴィッチ。アメリカでの2年間で50ゴール以上をマークした38歳のストライカーには多くのクラブが関心を示していたが、2012年まで所属したミランに復帰することが決まった。
8年ぶりのサン・シーロで21番を着用することが決まったイブラヒモヴィッチ。3日の会見では、「ミランが38歳の選手と契約したことがあるか、俺には覚えがない。このようなことが起きたということは、俺がまだ何かしらをもたらせることを意味している」と話し、低迷する古巣の立て直しを誓った。
「マスコットとして来たわけではないし、デビル(ミラネッロ)の横に立ってダンスするために来たわけでもない。ピッチでチームを助けるために俺はここにいる。ハッピーだ。それに、これは俺がどれだけやれるか、まだどれだけの価値があるかを示すためのテストだ」
また、イブラヒモヴィッチは昨年にもミランに帰還する可能性があったものの、十分な状態ではなかったと認めた。
「(元スポーティングディレクターの)レオナルドと話したことは事実だ。しかし、まだ戻る準備ができていないと感じていた。俺はロサンゼルスで調子が良く、プレーを続けることを選んだ。アメリカに渡ったとき、ケガを乗り越えて生きているという気分を味わいたかった。今、イタリアで戦い、ミランを助けるための準備ができている」
38歳となっても衰える気配を見せないイブラヒモヴィッチだが、続けて「28歳の頃(バルセロナからミランに移籍した当時)よりも、38歳の今、さらに多くのオファーを受け取った」と明かし、ミランを選んだ理由について語った。
「難しい決断ではなかった。ミランから去ったとき、俺は退団したくはなかった。今、こうしてまたここに戻り、状況を変えるためにすべてをやりたい。ミランは俺の家だ。バルセロナからやって来たとき、ここでフットボールをプレーする幸せを見つけた。俺は今、最大限に強い気持ちとともにここにいる。このクラブをとてもリスペクトしている」
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