ブンデスリーガ第33節が13日に行われ、マインツはフランクフルトと対戦した。マインツの日本代表FW武藤嘉紀は後半開始からピッチに立ち、勝ち越し弾を決めてチームを勝利に導いた。
武藤は0−1で迎えた後半開始に投入される。一時は2点差までリードを広げられたが、マインツは60分、62分と立て続けに得点を決めて同点に追いつく。
そして迎えた76分、歓喜の瞬間が訪れた。右サイドから上げられたクロスボールに反応した武藤はうまく頭で合わせる。シュートは綺麗な軌道を描いてゴールの隅へ吸い込まれ、勝ち越し弾をマークした。武藤にとって、今シーズンの5得点目となっている。
さらに武藤は後半アディショナルタイム、ペナルティエリア内でPKを獲得。このチャンスをパブロ・デ・ブラシスが決めて勝利を決定的なものとした。
結局、マインツは4−2でフランクフルトを下し、自動降格の回避が決定。ハンブルガーSVが引き分けたため、残留に向けて大きく前進した。




