トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が11日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のユヴェントスに向けて意気込みを語った。
「トッテナム指揮官に就任して以降、今が1番良い時期だ。マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、アーセナルとの対戦で結果を出したことで自信がついた。ユヴェントスと対戦するにあたり、最高のタイミングだと思う。ユーヴェはヨーロッパの強豪クラブの一角だし、3年間で2度、CL決勝を戦っている。だがこちらも準備はできているし、自分たちの可能性を信じている」
トッテナム指揮官は、具体的な“ユヴェントス対策”を講じず、いつも通りのプレーを披露することを示唆した一方、頭脳戦になることを予想した。
「いつも通りのトッテナムになるだろう。自分たちのプレーに誇りを持ちつつ、ユヴェントスにも敬意を表したい。冷静だし、自分たちのプレーに自信を持っているクラブだと思う。イタリアのクラブ相手には、第一に頭脳プレーが要求される。頭を使う必要がある。イタリアのサッカーは戦術と守備が強みと言える。そしてユーヴェはこの文化を完璧に体現するクラブだろう」
最後に、現在、プレミアリーグで23得点を挙げ、得点王のFWハリー・ケインについて言及。「私は3年前から彼が世界最高峰のセンターフォワードだと繰り返し言っている。だがハリーが私の教え子だからそう言っていると考える者がまだいる。近年の彼の成長は信じられないほどなのにね」と強調した。




