トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、アーセン・ヴェンゲルのコメントを“間違ったもの”と非難した。
24日のカラバオカップ準決勝でチェルシーを下し、決勝進出を決めたアーセナル。試合後、ヴェンゲル監督は「25年間ファイナルに立てていないチームを祝福したい」と暗にトッテナムとリヴァプールを指すコメントを残していた。
そして、FAカップ4回戦のニューポート・カウンティ戦を控えるトッテナムのポチェッティーノ監督は、ノースロンドンのライバルを率いるフランス人指揮官の発言に食って掛かった。
「私は非常に若く、サウサンプトンとトッテナムの5年間しかプレミアリーグで指揮を執っていないが、他のクラブについて話すなんてしない。それに、フットボールはトロフィーがすべてではない」
「彼は今も、これからも世界最高の指揮官の1人でいるだろう。私は彼に敬意を払っているが、彼はアーセナルと自分自身のことだけを喋るべきだと思っている。彼は特別な指揮官だが、誰にでも間違いはある。彼が我々のチームについてコメントしたことは大きな間違いだ」
2014年にトッテナムの指揮官に就任したポチェッティーノ監督だが、2015年のリーグカップでは準優勝、昨シーズンのリーグ戦では2位と、まだタイトルに手が届いていない。2008年以来10年ぶりのタイトル獲得を目指すアルゼンチン人指揮官は、27日に控えてるFAカップ、ニューポート戦への意気込みを語った。
「トロフィーを勝ち取ることはクラブにとって非常に大きく、重要なことだ。我々も同様に、1つでも、2つでも、それ以上に多くのトロフィーをクラブに届けたいと願っている」


