トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、FWハリー・ケインのレアル・マドリー戦での起用に慎重なようだ。
1日に行われるチャンピオンズリーグ（CL)のグループステージ第4節で、トッテナムはホームでレアル・マドリーと対戦する。グループH首位と2位による、グループの行方を占う大一番を前に、28日のマンチェスター・ユナイテッド戦をハムストリングスの負傷により欠場したエースのケインが復帰できる可能性があるという。
会見でケインの出場可否について問われたポチェッティーノ監督は「我々は自信を持っている。でも可能性があるだけで、100%起用できるとは言いきれない。彼は今日トレーニングを行ったが、重要なことは正し決断を下せるかどうかだ」と、今シーズン13ゴールを挙げるエースの復帰は可能とするも、起用には慎重な姿勢を見せた。
続けて「もちろん、勇気を持って戦わなければならない一戦だ。それができなければ、直ちに負けてしまうだろう。私にとって重要なのは1選手を起用するかしないかではなく、チーム全体だ。我々は自由に楽しんで戦わなければならない。もし恐怖を感じれば、自分たちのプレーができなくなる」とケインが出場するしないにかかわらず、チーム全体で勇気を持って戦いたいと意気込みを語った。
さらに、昨シーズンのヨーロッパリーグでレッドカードを受け、今シーズンのCL開幕3試合を欠場していたデレ・アリについて、「デレ・アリが貴重な戦力であることは事実だが、彼なしでも好成績を収めている。それでも彼は貴重な戦力で、この試合からチームを助けてくれるはずだ」と主力の復帰を喜んでいる。
