トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、奥様には頭が上がらないようだ。『Omni Sport』が伝えている。
現役時代にアルゼンチン代表DFとしても活躍したポチェッティーノ監督。引退後は指導者に転身すると、エスパニョール、サウサンプトンを指揮し、2014年にはトッテナムの指揮官に就任した。
すると、毎年チャンピオンズリーグ出場権を争いをしていたトッテナムを、指揮2年目には優勝争いをさせるまでに成長。昨シーズンも、優勝したチェルシーを最後まで追いかけ、2位でフィニッシュした。
また、ハリー・ケインやデレ・アリ、クリスティアン・エリクセンなどの若手選手を磨き上げ、ワールドクラスの選手にまで成長させた。その手腕は各国から称賛され、今ではレアル・マドリーの次期指揮官候補にまで挙げられている。
そんな世界的な指揮官となった45歳のアルゼンチン人監督だが、奥様には頭が上がらないようだ。
ポチェッティーノ監督は、会見が終わるたびに妻から厳しくダメ出しをされていると明かした。
「この数年間で、妻に一番批判されたのは会見だよ。とても集中してみているからね。“どうしてあんなこと言ったの”とか“あれを言え、これを言うな”とか“なぜならば、だからこそを使う必要がある”とか、色々注文をつけてくるんだ」
「会見が終わるたびに修正されて、たくさんダメ出しされているよ。それも成長の一部だね。それが助けになることもあるけど、殺されちゃうこともあるね(笑)」
新進気鋭の指揮官が恐れているのは、最も身近な存在なのかもしれない。


