トッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノは、チャンピオンズリーグでユヴェントスを追い詰めた若いチームの将来に手応えを感じているようだ。
ファーストレグを2-2というスコアで終えて「ウェンブリー・スタジアム」に戻ってきたトッテナム。サポーターの後押しを受けたホームチームは序盤から攻勢を見せ、39分にソン・フンミンのゴールで先制する。
しかし、後半に入ると不安定な守備の隙を突かれ64分にはゴンサロ・イグアイン、67分にはパウロ・ディバラにゴールを許して1-2で敗戦。2戦合計のスコアが3-4となったスパーズは、ラウンド16で姿を消すことになった。
試合後に『BTスポーツ』のインタビューに応じたポチェッティーノは、守備でのミスを嘆きつつも、数少ないチャンスをものにしたユヴェントスの試合巧者ぶりを称えた。
「我々は守備でミスを犯してしまい3分間で2ゴールを許した。ユヴェントスがゴールに迫ったのは2度か3度だけだったが、あのレベルのチームであれば充分過ぎる回数だよ」
惜しくもラウンド16での敗退となってしまったトッテナムだが、アルゼンチン人指揮官は今大会での経験が今後のチーム作りの試金石になると考えているようだ。
「もちろん失望しているが、我々はまだ発展途上だということも忘れないで欲しい。我々は今大会でレアル・マドリーやドルトムント、そしてユヴェントスなどのビッグクラブと対戦することができた。敗れはしたが、選手たちはとても有意義な経験をしているよ」




