Guillermo Varela 10092016Getty Images

ポカール決勝前に入れたタトゥーが炎症…長谷部同僚フランクフルトDFのレンタル延長はなしに

期限付きでフランクフルトに所属するDFギジェルモ・バレラ は同クラブに残る可能性が消滅した。フレディ・ボビッチGM(ゼネラルマネジャー)がDFBポカール決勝を控えるなかで右SBがタトゥーを入れた行為を非難し、「これで彼のフランクフルトでのキャリアが終わった」と明言している。

元U-20ウルグアイ代表で現在24歳のバレラは昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで長谷部誠が所属するフランクフルトに加入。シーズン序盤に三角じん帯の断裂といった重傷を負い長期離脱を強いられるも、今年の2月以降は公式戦7試合に出場し、調子を取り戻しつつあった。選手本人も今月上旬には「ここに残ることを希望している。クラブもそう望んでくれるのなら、オプションとして考えられるね」とフランクフルトへの完全移籍も視野に入れていることを示唆していた。

だが、その可能性は消滅した。フランクフルトは24日、公式ウェブサイトで「バレラはオフの月曜日にタトゥーを入れ、それが炎症した」と発表。ボビッチGMは「チーム全体にダメージを与える非常に過失な行為」と非難し、「ギジェルモのフランクフルトでのキャリアはこの行為で終わった」と述べている。「レンタルの延長を検討していた。だが、当然もうその話はもうなしだ。ギジェルモは直ちに出場停止となり、加えて厳しい処分を科されることになる」とも続けた。

ドイツ誌『キッカー』によると、タトゥーは表面的な皮膚のケガと同様で、皮膚が完全に回復するまで身体に負担をかけてはいけないという。従ってタトゥーを入れるのはオフの期間に限られているアスリートたちだが、バレラはそれを待ち切れず、クラブが11年ぶりに進出を果たしたDFBポカール決勝の数日前にタトゥースタジオに訪れた。

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